占いの心理テクニックを上手に使ってよりよい人間関係を築く方法

バーナム効果を利用して相手の心を引き寄せる

たしかにそうかもと思わせるバーナム効果

たった四種類しかない血液型で性格がわかるはずはないと思いつつ、つい信じてしまう人はたくさんいます。これは、バーナム効果と呼ばれる心理テクニックのひとつです。

血液型占いではA型は几帳面でB型は天才肌などと言われていますが、どれも多かれ少なかれ大多数の人に当てはまる内容です。それらの内容を、自分だけへの特別なメッセージであるかのように解釈してしまうのがバーナム効果です。十二種類しかない星座占いにもこのバーナム効果が使われていて、大当たりはしていなくても言われてみればそんな気もする、くらいに感じてしまいがちです。

人は皆いくつもの性質を併せ持っており、相反する性質両方を備えているケースも少なくありません。誰にでも当てはまる占い結果を、それがまるで自分の個性であるかのように捉えてしまうのがこのテクニックの手法です。

当たりさわりのない前向きなフレーズを

バーナム効果は人を信じ込ませやすいためセールストークなどに最もよく使われていますが、より関係を深めたい相手に使うのにも向いています。

ポイントは、限定されず幅広い解釈のできる内容をポジティブな表現で伝えることです。例えば「あなたは素晴らしい能力を持ちながらもその全てを発揮できていない」という内容はほぼ誰にでも当てはまりますので、相手は当たっていると錯覚しやすいし自分の良さを認めてもらっているような気分になります。本当は相手のことをよく知らなくても、相手が心を許すきっかけとなります。

初対面でいきなり使うのはかえって怪しまれますので、少し会話をして情報を集めてからだといっそう効果があります。相手に自分の良き理解者だと思わせることによって、信頼されて良好な関係を作り上げていけます。