占いの心理テクニックを上手に使ってよりよい人間関係を築く方法

確証バイアスを使えば周りから頼られる存在に

欲しい情報だけピックアップする

人間には、幾多の情報の中から無意識のうちに自分に都合の良いものだけを取り入れたがるという性質があります。それを心理学では確証バイアスといい、占いで多用されています。

誰しもが持っている偏見や先入観を利用するのがこの手法で、相手の心理状態を見極めたうえで情報を与えます。相手が何をやってもうまくいかないと落ち込んでいればマイナス要素を、現状を打破したいと考えているときならプラスな内容を選んで提示することによって、求めている情報を得られたような気分になり満足度が上がります。

もし失敗続きのときに占星術で「今はちょうど星の動きが停滞している」などと言われたら、悪いのは自分ではなく星の動きのせいなのだと信じたい気持ちになります。人間の自己正当化の心理を巧みについているのが、占いにおける確証バイアスのやり方です。

重要なのは言葉を吟味し相手を気遣う心

占い以外にカウンセリングやビジネスシーンにも用いられる確証バイアスのテクニックは、もちろん日常生活の様々な場面でも役立ちます。

それほど親しくない人との他愛のない会話のなかで確証バイアスを取り入れると、相手が喜ぶ情報を選んでいるので話が弾み好印象を与えられます。また友人や家族から悩み相談を受けたときこそ確証バイアスの出番で、正当化する言葉を並べてあげると相手のモヤモヤが晴れて感謝されます。

ただし、調子に乗ってデタラメやウソを言うのはよくありません。確証バイアスは友好的な関係を望むときに使うべきであって、相手を騙すために使うのであれば詐欺師と同じです。思いやりや共感する心を忘れず、誠実に相手に接するためのテクニックとして利用しましょう。